ぜんぜん不動産と関係ありません。
普段はテレビをまったく見ませんが、ある昼下がりに洗濯物をたたみながらテレビを見ていました。
そこでは戦時中のことを赤裸々に語る方々が映し出されていました。僕は戦争とは殺し合いであり、勝ったものが負けたものから奪い取る、ルール無用の修羅場だと認識しています。
実際にその通りのひどい内容が、当事者の口から語られていました。
通常、この手の話は聞けません。僕の祖父も妻の祖父も戦争のことは語りたがりませんでした。きっとつらすぎる思い出なのだと思います。
その方々のお話を聞いていて涙がでました。
自分がその場にいたらどうだろうか。そう考えただけでつらくなってしまいました。それほど過酷な体験をお話しされていました。
絶対に戦争はしてはいけないし、やるのなら負けてはいけない。僕はそう思っています。
戦争反対だけで思考が止まってはいけない、負けない備えをしなくてはいけないと思っています。国防が大切だということです。
僕は負ける戦いを挑まないので負けたことがありません。負けるとわかっている戦いをする必要はまったくないと思っています。
他の国もおいそれと負けるとわかっている戦いを挑むことはないと思います。だから国防は大切だと思っています。
ただ、国防を強くすると何処かに戦いを挑みたい気持ちになったり、予算をとるために「戦争やむなし」みたいな空気を作り出されたり、そんな心配があることも確かです。
国防をしっかりとしたうえで、他国には戦いをふっかけない。そういうことを法律ではなく、国の指導者が人間として適切に判断できる国に暮らしたいと思います。
そしてもう一つ大切なこと。
この番組は平日の昼間に報道されていて、見てるのはおそらくお年寄りや主婦の方々です。
こういう番組は、これからの日本を背負う若い世代に見せるべきです。
ただ僕もそうですが、いまの時代に好んでテレビを見ません。見たとしても興味があるものだけです。
インターネットは興味のあることを調べることには便利ですが、それ以外の情報を得ることが難しいです。でも、この流れは止められません。
僕はこういう番組は学校で強制力を持ってみせるべきだと思います。国語・算数・理科・社会・英語・・・どれも大切ですが、人としての教育の時間がもっとも大切だと思います。
一番大切な時に、多くの時間を過ごす学校で、教育として扱うのが大切だと思います。
こういう番組をみて(もちろんテレビなので多少の加工はされていると思いますが・・・)その人の気持ちになれたり、戦争がどいうものなのかを知ることは非常に有意義な時間だと思います。
いまの子供たちは小学生から忙しすぎます。もう少し「ゆとり」がないとこういう教育はできません。
一番大切な時を多く過ごす学校で、本当に大切なことを教えるということは非常に重要な問題だと思います。
偉そうには言えませんが、教育というものに関して原点に戻って考えるべきときなのではないかと思いました。
このテレビ番組は、やや被害者扱いで描かれているようでした。しかし、これからの世代には被害者意識で「憎しみ」を植え付けてはなりません。人間はみな平等で同じ生き物だということをしっかり教える必要があります。
戦争は勝っても負けてもいいことありません。人としての教育がしっかりとなされていれば、戦争とうい選択肢はなくなるのでは・・・と、期待します。
と、長々書いてしまったのでブログ記事に昇格しました(笑)