大学の後輩が亡くなりました。

江ノ島

私の人生観は大学時代の友人の死によりガラッと変わった事はすでに何回か書いています。

 

人の一生って儚く脆い。

 

フェイスブックを通じて昔の友人につながれる事が増えました。昨年は約二十年ぶりの大学の同窓会を開催し楽しい時を持つ事ができました。しかし同時にもうこの世にいない友人や先輩がいる事を知りました。そして今回は後輩です。

 

まだ40そこそこです。ご両親はさぞ辛いことでしょう。そのことを思うと胸が詰まります。

 

 

私は「妻の不調」と「自分のやりたいこと」があって会社を辞めました。もちろん深く深く深く悩みました。短期的に見れば経済的に不利なことはわかっていたからです。

 

しかし結局は「今」を大切にすることを選びました。以前のブログのメインテーマである遠い未来のために今を犠牲にしすぎないという考えのもと実行しました。

 

これがよかったかどうかはまだわかりません。しかし親友の死、そして後輩の死を通して、人の一生は儚く脆いことは間違いないと思っています。

 

いま子供達とともにいれることに感謝しています。この時間を作ってくれた不動産に感謝しています。

 

子供達のことを思えば、もっと長期的に物事を考えなくてはいけないのかもしれません。しかしこれは私自身がやりたかったことであり、もし明日死ぬことになっていたら一つ後悔が少なくて済みます。

 

私が死ぬまでに子供には自分で立つことを教えます。もともと相続を考えていません。ただ「強さ」だけは教えてあげたい。だから過剰な資産は必要ないのです。そこまでは神様、どうか生かせて下さい。

 

 

人は死ぬ時に何を思うのでしょうか?

 

「幸せだった」なんて思える人がいるのでしょうか、どこまでいっても後悔があるのではないかと思ったりするのですが・・・。これは誰にもわからないことです。でもひとつでも後悔が少ない方がいいのかなと思っています。

 

今と将来のバランスは大事だけど、やらないで後悔するよりもやって後悔した方がいい。私はそう考えています。

 

そう考えた時に長期の計画とともに今を充実させるバランス感覚を磨いていかなくてはいけないのではないかと思っています。今後もそういった思いを発信していきます。

 

後輩は親の家業を継ぎ忙しく仕事をしていたようです。ご冥福をお祈りします。